小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

転職難航、、そうだ開業しよう!

開業医のイラスト

転職難航、、そうだ開業しよう!

こんな題名だと思い付きで開業するように思われてしまうかもしれませんが、実は以前より開業をしたいと思っていたのです。今回は開業に至った経緯を少し書きます。

コロナ禍で昨年から転職を検討し始めたことに関しては下記に記載しています。

良ければ先にご参照ください。

www.kodomococoro.com

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その後約3か月間、転職活動を頑張っていました。

結論としては、、、、、、、絶対に今は転職すべき時期ではない!!とはっきり分かりました。

理由としては

 

・国民の衛生観念の向上を受け感染症の激減。小児科、耳鼻科の患者数が全国的に低下し、需要が低下している。

・小児科医の需要が下がっている中では、当然良い待遇の転職などできるはずなく、勤務条件や給与も現状の職場より良いものがなかった。

 

ことが挙げられます。

残念ですが、転職に関してはこの時期に行うべきではないと思いました。

そして今は、自分の力を蓄積する時間と考えて、ひたすら勉強し資格を取ろうと決心しました。

 

なぜ開業しようと考えたか

転職しようとした契機は、現在働いている病院で納得できない医療が行われていたことです。

医療ではEBMという言葉があります。

EBMは「Evidence based medicine」の略で、つまり「科学的根拠に基づく医療」という意味です。

私たちは医療を行う時に、根拠に基づいた治療を行う必要があります。

「なんとなく治療効果があるのではないか、やってみよう」や

「あの人にも効果があったからきっと効くだろう」

「あの病気にも効くんだから、きっと効果があるだろう」などと当てずっぽうで治療をしてはいけません。これは人体実験になってしまいます。

私たちはEBMに基づいて日々診療に当たる必要があります。

詳細は語りませんし、幸い有害な事象などは起こってはいませんでしたが、EBMに基づく医療が行われていない場所では、働き続けることができないため転職を考えました。

 

転職を考えた時、「開業前に異なるクリニックや病院で経験を積むことで、開業前に更なる知識を得たい」と考えていました。

この時点で開業のために転職を考えていたのです。

転職活動が難航してからハッっと思い出しました。

「それならばいっそ開業すればいいではないか」とひらめきました。

こんな逆風のなか開業する人は少ない。

だからこそ開業するんだ。

心に火が灯りました。

 

家族に開業したいことを伝える

そもそも開業を考えていることを妻に伝えたのは、実は2年前になります。

最初に伝えた時は「・・・」絶句でした。

 

私の妻は、私のためにいままで非常に我慢をしてくれていました。

最初に循環器科を目指すと決めた時も「・・・」(なぜ忙しいチームを選ぶんだ)

大学院へ行くことを決めた時も「・・・」(なぜ金銭的に厳しくなる道を選ぶんだ)

当時、二人の子どもを育てながらパートをして家計を助けてくれました。

 

今回も「・・・」(なぜ経済的リスクを背負い開業するのか)

と思ったようですが、今は背中を押してくれています。

支えてくれる妻と家族には感謝しかないです。

妻にも子ども達にも自分のやりたいことを積極的にやってもらおうと思っています。

 

開業で成し遂げたいこと

・自分を育ててくれた大好きな地域に自分の医療で恩返しをしたい。

・些細なことでも親身に相談できる、心と体の両面から健康になる小児科を目指す。

これが私の目標です。

開業に向けて一歩一歩進めていきたいと思います。

実名化アカウントになる日も近いのかもしれません(笑)

応援のほどよろしくお願いいたします。