小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

小児科の迅速検査

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迅速検査とは

クリニックに受診した際に迅速検査を行うことがあります。この検査は、血液抗体検査などよりも迅速に結果が得られるメリットがあります。

 

検査内容

主に抗原(そこにウイルスや細菌の断片)があるかどうか調べます。咽頭・鼻腔・便・眼瞼などに綿棒を入れることで検査を行うことができます。どの迅速検査にも適切な検査のタイミングがあります。

 

種類・検査の保険適応

・インフルエンザウイルス

48時間以内に2回まで、最終検査から1週間以上間隔をあけて月4回まで保険適応

・マイコプラズマウイルス

月に1回まで保険適応

・アデノウイルス

咽頭・眼に対して、月1回まで保険適応

・ロタウイルス

月1回まで保険適応

・ノロウイルス

3歳未満に、月1回まで保険適応

・ヒトメタニューモウイルス

6歳未満で肺炎が疑われる場合、月1回まで保険適応

・RSウイルス

1歳未満に、月1回まで保険適応

・溶連菌

抗生剤を内服する前のみ、月1回まで保険適応

 

原則として自費診療となる検査

・無症状な子どもに対して、会社、学校、幼稚園、保育園からの検査依頼

・無症状であるが心配なための検査希望

・年齢適応外の検査

・制限されている回数以上の検査回数を行う場合

 

ご家族の方へ

小児科では必要最低限の検査を行うことが多いです。過剰な検査は子どもにも負担をかけることとなるため、適切な検査を行うことが求められます。家庭の事情でどうしても検査が必要な場合には自費になることもあることをご了承ください。