小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

子どもへの点眼薬・点鼻薬・点耳薬の使い方

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子どもへの点眼薬の使い方

・乳幼児の場合

歯ブラシをする時と同じように、膝枕であおむけに寝かせます。(必要に応じて両膝で頭を挟んで固定してもよいでしょう。)目を閉じた状態で目の内側の窪みに点眼薬を1滴おいた後に瞬きをさせます。

嫌がってしまう場合は、下まぶたを下に下げながら直接目に1滴落とします。

泣いている時は薬をいれることができませんので、寝ている時に入れる方法もあります。どうしても目薬が入らない場合は柔らかいガーゼに目薬を浸して、目頭や目じりを軽く拭いてあげることも方法ではあります。

・小学生の場合

上を向いた状態で座ってもらいます。自分で「あっかんべー」をしてもらい、親が目薬を目の中にいれます。

 

子どもへの点鼻薬の使い方

朝は起床してご飯、歯ブラシが終わった後、夜はお風呂に入った後がおすすめです。

①鼻を片側ずつやさしくかむ。

②少し下を向いて口呼吸をさせる。

(滴下タイプでは頭は上向き、噴霧タイプでは頭は下向きが推奨)

③点鼻薬を鼻の中にいれて、鼻の外側にむけて噴霧する。

④容器の先をきれいにふいて、キャップをする。

 

子どもへの点耳薬の使い方

①薬を人肌程度に温めます。

②薬を入れる方の耳を上にして、膝枕で横向きに寝かせます。

③耳の穴の壁に沿って静かに指示された滴数を入れます。

④薬を入れてから10分程度(不可能であればできるだけ長い時間)そのままの体勢を維持してください。

⑤起き上がった際にこぼれた液はふき取りましょう。

 

ご家族の方へ

薬を上手く使用できない、飲ませることができないのは、多くのご家族が抱える悩みです。子どもは一度薬を嫌いになってしまうとなかなかやってくれないので、かかりつけ医とよく相談して、その子に合った薬の剤型や使用方法を考えていきましょう。