小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

浣腸の使い方

f:id:kodomokokoro:20200602091646p:plain

浣腸の使い方

子どもの便秘は、腹痛の原因として頻度の高い疾患です。

詳しくは下記参照

www.kodomococoro.com

急激に痛みが強い場合には浣腸は有効的な治療法になります。

今回は、この浣腸の使用方法に関して記載します。

 

浣腸の準備

①湯せんで浣腸を温めます。浣腸液が人肌程度になるように温めてください。

②浣腸の袋を軽く押し、空気を抜きます。浣腸液が先端までいくようにしてください。

③先端にワセリンやオリーブオイルをつけておきます。

 

1歳以下の場合

①おむつを替えるときの姿勢で寝かせます。

②足をM字に開脚させ、先端をお尻の穴に挿入します。

③しっかりおくまで入ったら、浣腸の袋部分をくるくる丸めるようにつぶします。

④浣腸を抜いたら、お尻ナップなどでお尻の穴を抑えて、おむつをはかせます。

 

1歳以上の場合

①左側を下にして横向きに寝かせ、膝を抱えてもらいます。

② 左手でおしりの割れ目を開いて、お尻の穴を確認し、浣腸を挿入します。

③しっかりおくまで入ったら、浣腸の袋部分をくるくる丸めるようにつぶします。

④浣腸を抜いたら、ティッシュなどでお尻の穴を抑えて、パンツをはかせます。

⑤可能な限り、我慢させてから排便してもらうことがお勧めですが、無理は禁物です。

 

自宅で浣腸をかける勇気が足りない場合は、子どもが便秘で小児科を受診した際に、看護師さんと一緒に浣腸をかけてみることがお勧めです。