小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

座薬の使い方

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座薬の使い方

鎮痛解熱剤や吐き気止めによくある剤形です。肛門に挿入したあと成分が直腸から吸収されるため、効きめが早いのが特徴です。それだけに使い方には注意が必要です。医師や薬剤師からよく説明を聞きましょう。

 

挿入方法

①挿入の刺激でうんちが出ることもあるので、排便後に使用できるとよいです。清潔な指でシートから取り出します。赤ちゃんならおむつをとっておきます。半量を用いるときは、取り出したあと、はさみやナイフなどで斜めにカットします。

②おむつを替える要領で赤ちゃんの足をあげ、とがったほうから肛門にすばやく入れます。斜めにカットした場合は、とがったほうを手で少しあたため、丸みを持たせてから挿入します。1歳以上のお子さんに使用する場合、横向きに膝を抱えてもらう体勢がよいでしょう。

③挿入したあとは、30秒ほど肛門をティッシュなどでおさえておきましょう。鎮痛解熱用と吐き気止めなど、2種類の座薬を使うときは、1個を挿入して5分くらいたってから挿入します。 

 

注意事項

・もし挿入した座薬が、挿入から5分以内にうんちとともに出てしまった場合は、新しい座薬を入れることが多いです。念のため、処方されたクリニックに確認することを勧めます。

・解熱剤(アンヒバ・アルピニーなど)と抗けいれん薬(ダイアップ)の座薬を同時に使用する場合、抗けいれん薬を使用してから30分以上たってから解熱剤の座薬を使用しましょう。