小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

あせも(汗疹)

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あせも(汗疹)とは

あせもは、汗が出る穴が詰まるために生じる発疹です。

気温が高くなってきたので、要注意です。

我が家の汗疹の一例

一昨日、7か月の娘をお風呂に入れた後、ミルクを飲ませて、ひとしきり泣いた後に寝かせました。いつもより長めに泣いたため、汗を結構かいてしまいましたが、風呂後に着替えたばかりだしいいかな、とそのまま寝かしつけてしまいました。

翌日朝、いつもより若干不機嫌な娘。背中を見ると、、、

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やってしまいました(´;ω;`)

結構ひどい汗疹になってしまいました。汗をかいたら、シャワーや清潔なタオルで拭きましょう。などと外来で言っているのに、、反省です。

 

症状・種類

汗疹は、皮膚が高温多湿の環境になった際に起こる発疹です。子どもは汗の蒸発がうまくできないため、汗腺に老廃物が溜まりやすい性質があり、汗疹が発生しやすいです。

汗疹には2種類存在します。

・紅色汗疹:赤くてかゆみがあるあせも(上記の写真ですね)
・水晶様汗疹:白くてぶつぶつしたあせも

水晶様汗疹は、中央が盛り上がっていますが、掻痒感なども少なく、自然に放置しても改善する汗疹です。

紅色汗疹は、掻痒感が強く、炎症が起きているため、スキンケアや治療が必要です。

 

診断・治療

診断は、湿疹を視診することで行います。治療の主軸はスキンケアです。

汗疹治療のポイント

・通気性のよい衣類を着用する。
・汗をかいた際は、可能であればシャワーでしっかり流す。
・シャワーが無理であれば、清潔なタオルでふき取る
・掻きむしらないように爪を切っておく。
・保湿をする。
・夏場は、エアコンで肌が乾燥しないように注意する。

汗疹治療薬

・汗疹の症状が強い場合は、保湿剤・スキンケアだけでなく、ステロイド軟膏を使用する場合があります。
・カラミンローションや「あせも水」は医学的な根拠が乏しい薬ではありますが、使用することで子どものかゆみが軽減するならば使用します。

 

これから汗疹ができやすい気候・気温となります。スキンケアを行いながら、汗疹を予防していきましょう。