小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

便秘症

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便秘症とは

一般的には4日以上排便がない状態を言いますが、個人差があり、5日に一回の排便ペースでも普段通り元気であれば心配はいりません。原因は、水分摂取不足や、食事の問題がほとんどです。

 

自宅での対処法

・子どもの排便のペース、どんな食事を食べているか、水分摂取の量を観察することが大切です。

・おなかを手のひらでマッサージしたり、冷やさないように腹巻などしましょう。子どもを仰向けに寝かせおへそを中心に時計回りに「の」の字を書くようにさすりります。

・ご飯は3食、よく噛んでしっかりたべましょう。「トマト、リンゴ、バナナ、ごぼう、さつまいも、こんにゃく、オリーブ油、乳製品」などが便秘によいとされます。食物繊維を多めにとれる食事をこころがけましょう。

・新生児・乳児の場合は、いきんでも排便できずぐずってしまう場合、つんつん綿棒刺激をして排便を手伝ってあげましょう。

・つんつん綿棒は、綿棒の先の部分に、ワセリンやオイルなどを少しつけ、綿棒の先1cmほど、綿棒の先端が隠れるくらいを赤ちゃんの肛門に入れて、そっと回転して刺激する方法です。

・慢性の便秘で、何度か病院で浣腸をしている場合は、内服薬(便を柔らかくする薬、腸を動かす薬、浣腸)を使用する治療法もあります。便秘日誌をつけて経過を診ましょう。

・腸は自律神経の影響を強く受けるので、トイレットトレーニングや環境の変化をきっかけに便秘となる子どもが多いです。

焦らず、その子にあった治療法を行っていくことが大切です。