小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

水ぼうそう(水痘)

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水ぼうそうとは

水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染することによっておこります。水痘という病名の感染症で、10歳までにかかることが多いです。

症状

おかな・背中まわりに始まり、頭や顔や手足にかゆい発疹が広がります。通常、4,5日程度で全てかさぶた化することが多いです。予防接種をしていると、症状がほとんど出ない方も多いです。

診断・治療

診断は、発疹の形や症状から行います。治療は、抗ウイルス薬(バルトレックス)の内服を行うことで、水痘の数、持続時間が少なくすみます。かゆみを軽減し、更なる広がりを予防するために塗薬(カチリ)を使用します。

 登園・登校は、全ての発疹がかさぶた化し、食欲水分がとれるようになったら構いません。かさぶた化の判断が難しい場合が多いので、受診して治癒証明を確認することをおすすめします。

感染経路

飛感染力はとても強く、同じ空間にいるだけで感染する(空気感染)、くしゃみや咳から感染する(飛沫感染)、発疹に触ってしまうと感染する(接触感染)があります。

潜伏期間

2週間程度の潜伏期を経て発症します。

家庭で気を付けること

①食べ物 発熱がある場合は水分をしっかり摂るようにしましょう。

②お風呂 発疹が出ている間はシャワー浴にしましょう。泡立てた石鹸で軽く洗う

     ようにしてください。タオルの共有は避けましょう。

③感染  妊娠中に水痘を発症すると流産や先天性症候群のリスクがあります。

     水痘にかかったことがない場合は、妊娠前に予防接種をうけましょう。

     (予防接種後2か月は妊娠を避ける必要があります。)

早めに受診した方がよい場合

水ぼうそうを疑った場合は、早めに受診し、薬の内服を始めましょう。なるべく早く治療を開始することで発疹の広がりを防ぐことができます。ご兄弟や幼稚園などで水ぼうそうの方がいた場合は、感染していないか注意しましょう。