小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

熱性けいれんの予防

座薬のイラスト

ダイアップ座薬(ジアゼパム)を用いた熱性けいれんの予防法

何度も熱性けいれんを繰り返す方や長時間のけいれんを起こしたことがある方にはダイアップ座薬(抗けいれん薬)を用いて、けいれん予防を行う場合があります。

 

座薬使用のタイミング

体温が37.5℃以上で、感冒症状(咳、鼻汁、下痢、嘔吐)などの症状を伴っていた場合にダイアップ座薬を使用してください。1回目に入れた時間を覚えておき、その8時間後に再び座薬を使用するようにしましょう。

 

挿入方法と解熱剤との併用について

座薬を使用した際には、挿入後30分間、座薬が肛門からもれていないか確認してください。座薬が明らかにもれた場合には、新しいものを挿入しなおしてください。溶けて小さくなった座薬が排出された場合は、医師に相談してください。

 解熱剤座薬を併用する場合は、ダイアップ座薬を挿入してから30分後に解熱剤座薬を使用するようにしてください。同時に挿入するとダイアップ座薬の初期吸収が阻害される可能性があります。

 

副作用

一時的にねむけやふらつきが出現し、時には興奮状態になることがあります。時間とともに改善しますので、心配いらないことが多いです。症状が強い場合や、長く続く場合には、医師に相談をしてください。

 

使用した後の対応

座薬を使用した場合は、発熱の状況や座薬の使用時間などをメモし、次の受診時に教えていただけると幸いです。座薬が適切に使用されたかどうかを判断し、今後の対応ついて話をしていきましょう。