小児科医による子どもの病気解説

病気で困っている子ども、パパママへ

ヒブ感染症

ヒブとは ヒブはインフルエンザ菌b型(Hemophilis influenzae type b)の略称です。この菌は19世紀末に、インフルエンザの病原菌と考えられ、この名前が付けられました。しかし、その後インフルエンザは細菌感染症ではなく、ウイルス感染症と分かりました。…

浣腸の使い方

浣腸の使い方 子どもの便秘は、腹痛の原因として頻度の高い疾患です。 詳しくは下記参照 www.kodomococoro.com 急激に痛みが強い場合には浣腸は有効的な治療法になります。 今回は、この浣腸の使用方法に関して記載します。 浣腸の準備 ①湯せんで浣腸を温め…

座薬の使い方

座薬の使い方 鎮痛解熱剤や吐き気止めによくある剤形です。肛門に挿入したあと成分が直腸から吸収されるため、効きめが早いのが特徴です。それだけに使い方には注意が必要です。医師や薬剤師からよく説明を聞きましょう。 挿入方法 ①挿入の刺激でうんちが出…

熱中症

大分気温が上がってきました。あまり知られていませんが、梅雨の間や梅雨直後は気温よりも湿度が高いことにより、熱中症が例年増えます。 今回は、これから患者が増加する熱中症に関して記載します。 熱中症とは 熱中症は、気温・湿度が高い環境や激しい運動…

子どもの頭痛

子どもの頭痛 頭痛は小児・思春期において非常に高い頻度の症状です。繰り返す頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛などのいわゆる「1次性頭痛」がほとんどですが、生命に危険を起こす器質的な疾患に伴う頭痛「2次性頭痛」を除外することが重要です。 頭痛を繰り返す…

起立性調節障害

6月からいよいよコロナ休校から明けて、新学期が始まります。 通年4月に増えてしまうこの病気ですが、今年はこれから増えることが予想されます。 朝起きれない、学校へ行けない、など症状が出現した際は、お子さんを責めることをせず、まず小児科にご相談く…

亀頭包皮炎、膣前庭炎

亀頭包皮炎とは ちんちんの出口の亀頭と包皮の間に細菌が貯まってしまう病気です。おしっこをする時に痛みが出現する場合があります。 症状 症状は亀頭先端が発赤、腫脹します。炎症が強い場合は先端だけでなく、ちんちんの皮膚全体が赤くなることもあります…

クループ症候群

クループ症候群とは クループ症候群は喉や声帯周辺に炎症が起こり、気道が狭まり、まるでオットセイのような咳症状がでる病気の総称です。パラインフルエンザウイルスやRSウイルスなど様々なウイルスがクループ症候群を引き起こします。 症状 特徴的な咳(犬…

川崎病

川崎病とは 1967年に川崎富作先生が発見した症候群で、特に日本人や韓国人などアジア系の人々に多くみられます。(日本での患者は年間15000人前後)原因は未だに分かっていませんが、ウイルス感染などを契機に全身の血管に炎症が生じる疾患なのではないかと…

風疹

風疹とは 風疹は、風疹ウイルスの感染によっておこる感染症です。現在は予防接種による予防が行われていますが、日本においても2018年・2019年にも一定の流行がみられました。 症状 発熱、発疹、リンパ節腫脹(耳介後部、後頚部)が認められます。症状がでな…

はしか(麻疹)

はしか(麻疹)とは 「はしか」はパラミクソウイルス科に属する麻疹ウイルスの感染によっておこる急性熱性発疹症です。発展途上国ではいまだに死亡率20%程度と高い疾患です。日本では、ワクチン接種の向上により患者数は減ったものの、平成19~20年には流行…

予防接種について

予防接種とは 赤ちゃんや子どもは病気に対する抵抗力が未熟です。生まれる前にお母さんからもらった免疫抗体も、生後半年程度で弱くなってしまいます。その後に特殊な病気にかかってしまうと、重い後遺症や、命がおびやかされたりすることがまれにあります。…

破傷風

本日も、比較的まれな感染症である「破傷風」に関して記載致します。 破傷風とは 破傷風は、破傷風菌による感染症です。破傷風菌は土壌や、動物の腸の中・糞の中にも存在します。皮膚が傷ついている時に傷口から侵入する感染症です。 症状 破傷風菌に感染す…

ジフテリア

今回も、現在日本では流行はしていない感染症に関してのお話です。 4種混合ワクチンに含まれる怖い病気ジフテリアに関して記載します。 ジフテリアとは ジフテリアとは、ジフテリア菌の感染によって生じる感染症です。1945年の日本では年間8万6千人の報告(…

ポリオ

今回は、日本では現在流行していませんが、予防接種の4種混合ワクチンに含まれるポリオについて記載したいと思います。 実際かかってしまうと恐ろしい病気ですので、必ずワクチンを接種し予防をしましょう。 ポリオとは ポリオは、ポリオウイルスが引き起こ…